
11月23日(土)は、太宰府市総合体育館とびうめアリーナにて、太宰府振武会の創立70周年記念剣道大会が開催されました。

当日は月刊誌 剣道日本の取材が入っていて、2月号に大きめの記事が掲載されていました。ピックアップされた写真の中に太宰府心聖会もちゃっかり写っていましたので、会のみなさんは、ぜひ探してみてください(笑)
団体戦 低学年の部
低学年の部では、大将の高田さんがウォーミングアップ中に足の小指を骨折するという、まさかのアクシデントに見舞われてしまい、チームは2名で戦うことを余儀なくされていまいました。それでも初戦は勝利して、日頃の稽古の成果を発揮できていたかなと思います。
予選リーグ 1回戦 福岡無名塾(福岡)
2勝1敗(4 – 2): 勝ち
先鋒 井本 ー メ メ 井上
中堅 花岡 ー メ メ 飛永
大将 花岡 不戦 高田
予選リーグ 2回戦 北茂安少年剣道クラブ(佐賀)
0勝2敗1分(0 – 4): 負け
先鋒 井上 引分 太田
中堅 飛永 ー メ メ 佐藤
大将 高田 不戦 井上
団体戦 高学年の部

小学校高学年の部チームは、予選トーナメントを粘り強く戦って1位通過。ベスト16で決勝トーナメントに進出しました♪(´▽`)
予選リーグ 1回戦 高森少年剣道クラブ(熊本)

大将 品川さんが試合終了間際に2本目となるコテを決め、1本勝ちでなく2本勝ちとしたことが、チームを勝利へと導きました。素晴らしいチームワークでした。
2勝2敗1分(5 – 4): 本数勝ち
先鋒 半田 ー メ 堀
次鋒 在津 引分 徳丸
中堅 飛永 メ ド ー メ 興梠
副将 川口 メ ー メ メ 近藤
大将 品川 コ メ ー 草場
先鋒 半田くんは、1本奪われ敗れこそしましたが、2本目は許さず、果敢に戦って先鋒の仕事を果たしました。次鋒 在津さんは、攻めて耐えて後続につなぐ引分け。そこから中堅 飛永さんがグッと流れを引き寄せる勝利を上げて、前半戦で1勝1敗(2 – 2)の五分。勝負は後半戦にもつれこみました。
副将 川口さんは、1本先取されながら面を取り返し、敗れながらも2本差とさせず、1本差で大将戦に回して望みを託します。結果的にこの粘りが流れを相手に渡すことを防ぎました。
最後は前述の通り、大将 品川さんが見事2本勝ちで勝利!予選突破に大きく前進しました♪(´▽`)
予選リーグ 2回戦 筑紫剣竜会(筑紫野)
4勝1敗(7 – 2): 勝ち
先鋒 半田 メ ー 高田
次鋒 在津 メ メ ー 藤川
中堅 飛永 メ メ ー 安西
副将 川口 メ メ ー 大楠
大将 品川 ー ド メ 稲富

チームは初戦の勢いそのままに、先鋒から4連勝で決勝トーナメント進出を決めました!ここで2本負けを喫した大将 品川さんにとっては悔しい一戦となったかもしれませんが、学びは敗戦にこそあるのですから、結果を真摯に受け止めてよく反省し、さらに磨きをかけてほしいところです。
決勝トーナメント 1回戦 福岡無名塾(福岡)

決勝トーナメント1回戦は、強豪 福岡無名塾さんとの対戦でした。地力に勝る相手に次々と一本を決められてしまい、終わってみれば次鋒 在津さんが引き分けるのが精一杯…苦杯をなめる結果となってしまいました(T_T)
0勝4敗1分(0 – 7):負け
先鋒 半田 ー メ ド 中家
次鋒 在津 引分 安部
中堅 飛永 ー メ 重見
副将 川口 ー メ メ 和多
大将 品川 ー メ メ 林

団体戦 中学生の部
予選リーグ 1回戦 大野南剣道スポーツ少年団(大野城)
0勝3敗2分(6 – 1): 負け
先鋒 原田 ド ー 安田
次鋒 篠田 メ メ ー 半田
中堅 藤瀬 引分 姫野
副将 猿渡 メ メ ー 谷
大将 過能 メ 引分 メ 中村
予選リーグ 2回戦 北茂安中学校(佐賀)
5勝0敗(9 – 0): 負け
先鋒 弓 メ メ ー 安田
次鋒 森 メ メ ー 半田
中堅 武田 メ メ ー 姫野
副将 松藤 メ ー 谷
大将 北原 メ メ ー 中村
終わってみれば小学生、中学生ともに沢山の収穫があったのですが、今回も目標としてきた「3回戦突破」は成らず。全体的には、やはり悔しさが残る1日となりました。
成らずといえば…その昔、江戸時代に米沢藩主 上杉鷹山公が歌ったと伝わる有名な言葉があります。
為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり
これは、成し遂げるのが難しそうに思えるような物事でも、やるべきことをしっかりやることができれば、たいていは成し遂げられるものである。それを成し遂げられないのは、人がやるべきことを十分にやらないのが原因である、というような意味です。
つまり、目標を達成するために必要なことを本人がしっかり自覚して、苦しくても十分やり抜く。それが目標を達成できるかどうか、夢を叶えられるかどうかを決める大事なポイントだということです。わたしたちの取り組みは、果たして「やるべきこと」に対して十分足りていると言えるでしょうか?
あるいはもう少しさかのぼって武田信玄公が残した言葉が伝わっています。
為せば成る、為さねば成らぬ成る業を、成らぬと捨つる人の儚さ
これは、強い意志でやるべきことをやれば成し遂げることができ、やるべきことをやらなければ成し遂げられないというだけの物事を、どうせ成し遂げられないと諦めてしまう人の愚かさを嘆かわしく思うと言うような意味です。
自分が掲げた目標を達成できないのは、そのために必要なやるべきことに対する取り組みが足りていないからなのです。取り組みが足りないのは、自覚や意志の強さが足りないからです。そのことに早く気づいて、すぐにでも気持ちを入れ替えて強く持ち、やるべきことに取り組むように自分を変えていかなければ、残り少なくなってきた平成最後・令和最初の年度の内に目標を達成するのは難しいでしょう。
さぁ、最後まで決して望みを捨てずに、みんなで力を合わせ、強い気持ちで為すべきことを為し、必ず目標を成し遂げましょう!ψ(`∇´)ψ