第44回 天神旗・第14回 天神杯 少年剣道大会

2月16日(日)は、太宰府市総合体育館 とびうめアリーナで開催された天神旗・天神杯に出場して参りました。
今年も梅の季節の太宰府に大勢の少年剣士が集いました。
さぁ、3回戦突破という目標に向けた挑戦はどうなったでしょうか!

第14回 天神杯

まずは天神旗と同時開催される中学生の個人戦 天神杯。今年は中学2年の半田心楽さんが挑戦しました。

半田 心楽 1回戦

1回戦     ー メ メ 吉田(照葉少年剣道会)

敗れたという結果は厳粛に受け止めねばなりませんが、試合そのものは今年度一番の内容だったと思います。紙一重の敗北でした。

それにしても剣道の試合というのは厳しいものです。一定の水準に達しない限り厳しい結果が待っています。
その水準に達するまで、あと少し、あと少しと歩みを進め、達してみて振り返るとあっけなかったりする…剣道の難しさはそんなところにもあるんだろうなと感じさせられました。

でも挫けちゃいけない。倦まず弛まず前を向いて進め、心楽!

第44回 天神旗

天神杯に続いて、小学生の団体戦 天神旗が始まりました。
残り試合が少なくなってきた今年のチームにとって、一番規模の大きな大会です。

1回戦 VS 荒木少年剣士会

3勝1敗1分(6 – 2): 勝ち

先鋒 半田     引分     田中(倖)
次鋒 在津 メ メ  ー     田島(栞)  
中堅 飛永 コ コ  ー     田中(美)
副将 川口 メ    ー ド ド 田島(実)
大将 品川 コ    ー     大石 

初戦の相手は荒木少年剣士会さんでした。
先鋒 半田くんが引き分けでつなぐと、次鋒 在津さん、中堅 飛永さんがチームに勢いをつける2本勝ち!
副将 川口さんは胴を先取される厳しい展開から果敢に戦い、試合を決める一本を面で決めて勝負あり。
対戦的にはさらに胴を奪われて敗れましたが、チームの勝利を確定してくれました。
大将 品川さんも確実に勝利を収め、今年1年かけて取り組んできた「次につなげる戦い」ができました♪(´▽`)

2回戦 VS 筑後二川道場

3勝2分(3 – 0): 勝ち

先鋒 半田     引分     橋本
次鋒 在津 メ    ー     田中(琉)    
中堅 飛永 コ    ー     田中(芽)
副将 川口 メ メ  ー     江崎 
大将 品川     引分     中宮 

つづく2回戦も、それぞれが自分の役割を肝に銘じてしっかり戦いきり、副将までで勝利を決めました。

3回戦 VS 玄辰館

5敗(8 – 0): 負け

先鋒 尾塚    メ    ー  半田
次鋒 安部(太) メ コ  ー  在津    
中堅 内田    メ メ  ー  飛永
副将 西尾    メ    ー  川口 
大将 安部(陽) メ コ  ー  品川

さぁ目標の3回戦突破に向けた大一番だ!
ったのですが…お相手の玄辰館さんは、やはり強豪でした(^_^;)
先鋒 半田くんは先の2試合と同様に粘り強く戦い、試合終了間際まで互いに決め手なく進んでいたのですが、最後残り数秒のところで面を奪われてしまい、今大会初めてリードを許す展開になってしまいました。
そこからは、ここまで好調だった次鋒 在津、中堅 飛永が立て続けに2本負けを喫する形での完敗。
副将、大将も一矢報いることは叶わず、苦い敗北となりました。

それでも、日々の厳しい稽古を乗り越えて、仲間と力を合わせ勝ち上がり、強豪と剣を交え、分厚い壁に跳ね返され…今回も目標達成はならなかったものの、そこで得た嬉しさも悔しさも、チームでしっかり共有できたという体験は、かけがえのないものになったと思います。

天神旗ベスト32。

来年、後輩たちに超えてもらいましょう。

ちなみに、お相手の玄辰館さんは準決勝で如水館を破って決勝進出し、みごと準優勝されました♪(´▽`)

この記事を書いた人

錬士六段 ザイツゴロウ